岩本恵二氏の作品にのみ
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伝統工芸師 岩本恵二          木のふるさと伝統工芸館展示作品



小学校二年の頃から組子障子に興味を持ち、ある現場で竹をデザインした組子書院を見かけ、その見事な出来栄えに感動し、日本一の建具師になりたいと志。作者の故関光さんの職場に毎日の様に通いつめた。しかし弟子を置かない主義、昔かたぎの職人だった。八方手を尽くして21歳で弟子入りがやっと許された。最初の数ヶ月は、その厳しさに涙を流す日が絶えなかったそうだ。昭和37年7月努力が実を結び師匠のすすめで岩恵木工所を設立する事が出来た。

昭和54年   引き網でデザイン賞受賞
昭和59年   労働者技能功労賞受賞
(日本で過去受賞したのは師匠の関光さんと岩本さん2人だけ)
平成 元年 2月13日    伝統工芸師に指定される
平成 2年12月 4日   座卓で最優秀デザイン賞受賞
平成 2年12月14日   衝立で最優秀デザイン賞受賞    
平成 7年12月12日   天皇陛下 植樹祭
平成 8年10月15日   皇太子妃殿下雅子様 植樹祭のこぎりの
                 デザイン創作からすべてをまかされる。
平成 9年11月20日   書院障子で最優秀デザイン賞受賞

その他、数々の賞を受賞する事となり、岩恵木工所の事務所内には、所狭しと賞状と矛が並んでいる。